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【レポート】2014/08/04 kids kinologue#2 アニメ『KUBBE(キュッパ)』を観て、大事なモノを入れる箱づくりワークショップ

2014年8月6日 (レポート)

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©Åshild Kanstad Johnsen / TMS

3月以来、2回目の子どもを対象にしたkids kinologue。今回は、地元の私立小学校で、夏休みのプログラムの1つとして開催した。参加者は13名、男女半々、1〜3年生が中心だ。ファシリテーターは、造形ユニット“つむり”のそうちゃん。子どもたちが映画の世界を感じながら、対話をしたり、モノ作りをすることの豊かさを実現させたいkids kinologueの強力な助っ人!今回上映する作品は、ノルウェーの絵本から生まれた『KUBBE(キュッパ)』。森で色んなモノを集めるのが大好きな丸太の男の子キュッパの物語は、みんな初めて。先ず、キュッパの国・ノルウェーはどこ?どんな国旗?と、地球儀などを使いながら、みんなに聞いていく。そして、1話(1箱)ずつ上映。最初はじっと静かに観ていたが、段々とストーリーのペースに慣れてくると、キュッパのダンスに笑みがこぼれだす。

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最後の1話(箱)を残したところで、ストップ!「キュッパは何してた?」・・・モノ集めてた。魚釣ってた。分類してた。箱に入れてた。「みんなも箱に入れることある?」「どんなモノ、入れてる?」「箱にいれたくなるモノってどんなモノかな?」・・・なんだろう?考え始めたところで、「それじゃ、大事なモノを入れる箱を作ってみよう!」

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グループに分かれて、ちょっと自己紹介。平面のまま渡された厚紙を、どうやって箱にするのか?穴を先に開けたり、とりあえず折ってみたり、早々に「出来た!」と言った子よりも、ゆっくりに見えて先に出来る子がいたり、「こっち先に折るんだよ」と教えてあげたり、まわりの動きを見ながら、手を動かしていくことで、思いがけず、良いコミュニケーションになっていた。箱が出来たら、入れたいモノと、それが大事な理由を書いたタグを貼る。入れたいモノに合う絵を、サインペンと色鉛筆で箱に描いていく。しばらく悩んでいた子もいたけど、入れるモノが決まると、どんどん描き進んでいった。

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出来た箱を数人に見せて貰った後、「キュッパの箱ってどうだったかな?」と、最後の12話(箱)を上映。キュッパがアイディアを思いつく前にストップ!「モノでいっぱいになったら、どうすると思う?」アイディアをグループで話し合ってから発表。家の外に出す、穴に埋める、持ち主に戻す、屋根にあげる、リサイクルする、、色んなアイディアが出てくる、出てくる。

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箱を持って前に集まり、12箱を最後まで上映。「えー!魚、生きてるじゃーん!」など激しくツッコミを入れるようになり、初めに見ていた時より “みんなで見ている” 感じが高まっていた。はくぶつかんを開いた後、キュッパがどうしたのか、絵本を朗読。みんなが出したアイディアのいくつかと同じことを、キュッパもやったことを確認した。大事なモノを入れる箱を作ったことで、大事なモノとそうじゃないモノについても、家に帰ったら整理をして考えてみようね、という話でクロージングとなった。

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キュッパの世界観から離れることなく、箱を作ったり、みんなで話してアイディアを出したりして、キュッパと仲良くなった雰囲気を感じることができた。アニメ(映画)を観ることと、話すこと、モノ作りをすることが一体となって、kinologueらしいワークとなった。


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