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【レポート】2015/11/08『365日のシンプルライフ』鑑賞+対話ワークショップ in KAWASAKIしんゆり映画祭

2015年11月10日 (レポート)

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5月23日=クリーニングデイに実施したアップリンクでの上映の際に映画祭事務局の方にお声掛け頂き、半年がかりで実現したKAWASAKIしんゆり映画祭での上映ワークショップ。今年で21回となる映画祭で初めてのワークショップということで、少し緊張。自社配給作品ながら、kinologueでワークショップをするのは久しぶり。更に時間が90分と限られた中でどういう構成にするか、悩むのも楽しい。

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当日はあいにくの冷たい雨だったが、嬉しいことに上映に7割方が埋まる来場者が。公開から1年以上経ち、DVDレンタルも始まっている映画だというのに有り難いことだ。上映終了後、ワークショップ参加者は2階の会場に移動。参加者には「持ちモノは多い方?少ない方?」で色分けしたテープを名札にして貰ったが、1人を除いて全員が「多い方」だったのも驚いた。今回はちょうど15時過ぎからの開始ということもあり、大きいテーブルにお菓子などを置き、お茶会風にスタート。自己紹介を兼ねて「最近、買ったモノは何ですか?」の質問に1人ずつ答えて貰った。ずっと欲しかったモノ、どうしても必要になったモノ、買って微妙だったモノなどなど、モノの話は想像が膨らむ。

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映画の感想を近くの人たち3〜4人で交換。シェアの時間では「どこまでドキュメンタリーだったのか」といった質問が。監督に真顔で「これはラブストーリーだから」と言われた件などを伝える。「なぜペトリはおばあちゃんの家からモノを持って帰りたくなかったのか?」の問いには、他の参加者の方に答えて貰った。映画の受け止め方はそれぞれだから、観た直後にそれを交換できるのはやはり面白い。その後、DVDのブックレットに付けている365個のリストを渡し、ペトリがピックアップしていったモノの流れを確認。このリストにもっとツッコミを入れていけると楽しかったのだが、時間がないので、さらりと。時間がない中、皆さんじっとリストを見ていたので、次回はこのリストを元に、自分のリスト作りWSをやろうかぁと妄想したり。

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今回の参加者には事前に「今、大切なモノは何ですか?もし可能だったら、大切なモノを持ってきて下さい」という課題?を出していた。その答えと「大切にしている理由」をグループに分かれて話す。さらに「(大切な)モノを選ぶ基準」についても続けて話して貰った。30分という短い時間ながらも、色んな話が出てきていて、ようやく場が暖まってきたのを感じる。その後、どんな話が出たのかを全体にシェア。
「(モノそのものより)買うことで満足する。自分の手が加わるモノは大切にしたくなる」
「モノよりコト。子どもの時にお母さんから貰った本(『お母さんのいない夜』子どもの料理の本)が、本以上の存在になっていった。ブログを書くことや場作りの話にまだなっていった」
「(大切なモノは)人に貰ったモノやなくなったら困るモノ。家族などの写真や手紙は捨てられないと思っていたが、吹っ切れる話も聞いて気づきとなった」
「大切なモノとして、ネコとの日々を書いた日記帳や子どもと一緒に読んでいる本の話が出て、(大切なのは)モノより想い出なのでは」
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ようやく少し映画から離れたモノのトークが楽しくなってきたところで終わりとなってしまい、何とも勿体ない気持ちに。この映画は自分に落ちる時間が掛かる方なので、やはり長めのダイアローグが出来る場を持ちたいと改めて感じた。最後に頂いた参加者からの感想によると、映画が提示するモノへの考え方と初対面の人との対話の中での気づき、そこから「自分にとって大切なモノ」が見えてくる機会となったようだった。至らない点も多く、今後への課題もたくさん残ったが、参加者の方々、そして、この場をご提供頂いたKAWASAKIしんゆり映画祭事務局の皆様、本当にありがとうございました!


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