





私たちの物語は、アイスランドの女性たちがどのようにして「女性の休日」を実現させたのかを探る旅です。
7年前、家族でアイスランド旅行中にガイドブックに載っていたこの物語を発見しました。なぜ10人のうち9人の女性が同じことを同時にできたのか?そして、アイスランド社会を私たち全員の模範に変えた、この市民による前例のないムーブメントを、なぜ世界が知らなかったのか?
(プロデューサーの)フラッバと私は、この物語に個人的なつながりを持っています。フラッバは、1975年10月24日にレイキャビクの広場で行われた歴史的な「女性の休日」に、母親と数万人の女性と共に立ちました。彼女は、次の朝目覚めた時「すべてが完璧になる」と確信したそうです。私はボストンでシングルマザーに育てられました。母は広告代理店のコピーライターでしたが、男性の半分しか給料をもらっていないことを知って、フェミニスト活動家になりました。1970年代初頭、高校生だった私は、母と共にマサチューセッツ州議事堂を訪れ、平等権修正案の可決を訴えました。その瞬間、私たちは知らなかったのですが、海の向こう側でアイスランドの女性たちが世界を変えようとしていたのです。
アメリカで公共放送のエグゼクティブプロデューサーとして働いた年月を通じて、私は女性の物語がどれだけ無視されてきたかを目の当たりにしました。しかし、その物語が語られると、大きく変わるのです。
アメリカは依然として平等権修正案を可決しておらず、現在のジェンダーギャップ指数では世界42位という惨憺たる順位です。一方、アイスランドは16年間連続で1位を維持しています。アイスランドは完璧ではありませんが、ジェンダー格差の90%以上を埋めた唯一の国であり、2030年までの完全な平等達成を誓っています。現在の傾向が続けば、世界が同じ水準に達するには131年かかるのです。
この知られざる物語が、次世代に可能性を想像させ、インスピレーションを与えることを願っています。

ドキュメンタリー映画製作者・監督・ジャーナリスト。公共放送PBSシリーズ “WIDE ANGLE” のエピソード、ジェノサイド後のルワンダ女性のリーダーシップを描いた “Ladies First”で、2005年ニュース&ドキュメンタリー エミー賞受賞。その後、女性視点から戦争と平和構築を初めて取り上げたPBSシリーズ “Women, War & Peace”を共同制作・監督を務め、2011年海外プレスクラブ・マーロウ賞最優秀ドキュメンタリー賞他多数受賞。その他にも、普通の人々が非凡なことを成し遂げる物語に焦点を当て、報道が不足しているテーマを多く取り上げている。
ホットドッグも作れない男性たちは女性たちが休んでやっと気づいた、「俺たち楽ちんに生きすぎている!」と。ものすごく長い間、男性が考えた男性主体の社会構造だったのだから、女性をはじめ、今まで「休日」がなかった人たちの願いや要望をまだまだ速攻で叶えていかなだめですね。
日本もアイスランドに続こうや!
子供がいる私は連休のたびに「また祝日?!」と発狂するが、学校や保育園の先生たちは休日を楽しんでいるだろう。もしくは別の雑事に追われているか……。
休日に休むのは難しい。それは1975年も同じだった。
それでも呉越同舟で「休む」という態度をとった女性たちがとても楽しそうで、なんか元気が出た。
道を塞いでいるのは誰か。
ものすごくハッキリ見える。
女性たちが動いた1975年のアイスランド。
「結婚したけど、自分自身でいたかった」
――そんな思いが時代を動かした日をあなたは目撃する!
シスターフッドはどこにでも転がっているが、広げていくのは生やさしいもんじゃない。それでも、やるんだ、のスピリットで本当にやっちゃった彼女たちの胆力が、時空を超えた引力となって私たちを引き寄せ続ける。